コンクリート構造物の長寿命化に①真に有効で、②ローコストで、③長期間効果を持続できる技術を紹介しております。
建築や土木の現場でコンクリートからの漏水にお困りではありませんか?
塗布するだけで止水・防水が可能な技術をご紹介しております。
コンクリート表面に塗布する表面含浸材は、表層部の空隙や微細ひび割れを充填(改質)するけい酸塩系と、表層部に疎水層を形成するシラン系で構成されます。いずれも塗布するだけで、「劣化因子」や「劣化因子を連行する水」の侵入を抑制できるので、コストパフォーマンスが高い工法です。
しかし、製品は多数存在しますので、各製品の性能を確認して採用することが重要です。過去の使用実績ではなく、製品・工法の効果や持続期間を確認することが重要です。
Co2や塩化物イオン等の劣化因子の侵入抑制も大切ですが、劣化因子を連行する「水」の侵入を許さないことで長寿命化に貢献できる製品・工法を選択することが求められます。
表面含浸材はK571、K572試験で標準的な性能試験を実施します。しかしながら、モルタル片での試験ですので、現場単位で異なる実際のコンクリートで保障される性能ではありません。従って、効果の有無や持続性能を発注者自らが確認する必要があります。実際に塗布する前、塗布完了後、メンテナンス点検時等、各段階で長寿命化に貢献できるかを自ら検証することが重要です。